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【2017年最新版】Google Map検索・ローカルSEO 傾向と対策

ローカルSEOは今注目の集客方法です。ローカルSEOはMEOとも呼ばれ、ローカルビジネスのWebマーケティングにおいて、店舗がある地域の競合に差を付けるために最も重要で最も効率的な戦略です。ローカル検索で上位にランクインすれば高い集客効果を得られます。Googleの検索結果にあなたのビジネスを直接表示させることができるのです。

ローカル検索とは主にGoogleマップでの検索のことを指します。Googleはローカル検索を今まで以上に重要視していて、度重なる検索アルゴリズムの改定をおこなっています。もしあなたのビジネスでまだローカルSEO対策をしていなかったり、最新のローカルSEO対策を実施していないのであれば、このガイドを読んで早急に対策をしましょう。

ローカルSEOが何かはこちらの記事にわかりやすく書いてあります。

 

ローカルSEO対策に関する記事やWebサイトはたくさんありますが、実際に何をすればローカルSEO対策ができるのか教えてくれる日本語のものはありませんでした。この記事はローカルSEOをどのように達成するのかのガイドです。ステップ・バイ・ステップでローカルSEOの具体的な方法を解説していきます。

Googleマイビジネスを最適化する

以前はGoogleプレイスという名前のサービスでしたが今はGoogleマイビジネスとなっています。GoogleマイビジネスはローカルSEO対策の出発地点です。このサービスではGoogleに店舗や地域サービスを正確に登録することでき、アクセス状況の分析などができます。まだ登録していない場合はすぐに登録しましょう。

Googleは検索アルゴリズムの改定を頻繁におこないます。例えば2016年夏にGoogleはローカル検索でのGoogle+の表示を取りやめ、ローカル検索ランキングが変動しました。このような変化に素早く対応するためには、Googleマイビジネスでランキングの動向を詳しく分析することが重要なのです。

ローカル検索であなたのGoogleマイビジネスページを確認

まずはじめに、Googleのローカル検索機能を使って実際に表示されるあなたのGoogleマイビジネスページを確認して、記録しましょう。店舗が複数ある場合はそれぞれすべてのURLです。長年同じ地域で事業をやっている場合、ページが重複している場合があります。ページの重複は検索順位を大きく下げてしまうので1つにまとめましょう。他ユーザーによってページが作られている場合はGoogleに削除依頼を出しましょう。

Googleマップ検索(ローカル検索)

ゴール: すべてのGoogleマイビジネスページのURLを記録する。ページの重複をなくす。

ページの認証

それぞれの店舗のGoogleマイビジネスページで、ページの認証は済んでいますか?ローカル検索をしたときにGoogleマイビジネスページで「このビジネスのオーナーですか?」という表示が出る場合はページの認証が出来ていません。Googleマイビジネスにログインしてページの認証をしましょう。

ゴール: すべてのGoogleマイビジネスページが認証されている状態にする。

メールアドレスドメインの取得

Googleマイビジネスに登録されているメールアドレスが@gmail.comなどのフリードメインだとGoogleからの評価が落ちてしまう可能性があるなど、さまざまなデメリットあります。例えばビジネスの名前がDomoPizzaだったら、@domopizza.comというドメインを使うなどしましょう。

ゴール: 妥当性のあるドメインのメールアドレスをGoogleマイビジネスに登録する。

正確な情報の登録

Web上に置く情報に一貫性を持たせることはとても重要です。これはこのあとのすべてのチャプターで共通することです。例えば少しでも違う名前でさまざまなWebサイトで情報を掲載していたら、Googleは同じビジネスとして認知してくれない可能性があります。もし同じビジネスとして認知しても、検索順位に悪い影響を与えてしまうことがほとんです。補足説明として名前に付け加えることもよくありません。例えば、DomoPizzaという名前のビジネスをDomoPizza〜渋谷で一番美味しいピザ屋さん〜という名前で登録してはいけません。

ゴール: 全Web上で一貫した名前・住所・電話番号・URL・ビジネスカテゴリー・営業時間を登録する。

ビジネス紹介文の作成

あなたのビジネスについて簡潔な説明を書きましょう。読みやすい文章を書くことに注意しつつ、提供しているサービスのユニークな部分を含めることがポイントです。*紹介文は業種によっては登録できないことがあります。

ゴール: 500文字程度のビジネスの紹介文を作る。

プロフィール情報の登録が100%完了していることを確認

Googleマイビジネスは頻繁に新機能を追加します。登録した時点で全てプロフィール情報を登録していても、現時点でプロフィール情報が100%登録されているとは限りません。2016年12月にはビジネス属性という項目が追加されて、「wi-fi対応」や「テラス席あり」などの情報が追加できるようになりました。このように、常にプロフィール情報の登録を100%にするためには、頻繁に更新を確認する必要があります。

ゴール: プロフィール情報の登録を常に100%にする。

写真の適切な登録

Googleマイビジネスではプロフィール写真、ロゴ写真、カバー写真、サービスや店内の写真などさまざまな種類の写真を登録することができます。これらはローカル検索結果に表示される際にユーザーの目を引く重要な写真です。適切な写真を登録することで、検索順位を上げるだけでなくコンバージョンを上げることにも繋がります。

ゴール: 全ての種類の写真を適切に登録する。

バーチャルツアーの追加

バーチャルツアーを登録すると、ユーザーは店舗の中を360度自由に見ることができます。Google認定のフォトグラファーに依頼する必要があり費用と手間がかかりますが、その分競合に差を付けるチャンスでもあります。

ゴール: バーチャル・ツアーを追加する。

Webサイトとランディングページを最適化する

Webサイトとランディングページの最適化はローカルSEO対策において最重要課題の一つです。これらの最適化を始めるには、あなたのWebサイトとランディングページがGoogleに認知されている必要があります。あなたのWebサイトのURLをGoogleで検索して検索結果に表示されるか確認してみましょう。もし公開してから日にちが経っているのにもかかわらず表示されていなければ、Googleからペナルティを受けている可能性があります。

Webサイト分析環境の構築

GoogleウェブマスターツールGoogleアナリティクスはSEO対策の必需品です。これらを使えば、ユーザーのアクセス情報やGoogle検索でのサイトパフォーマンス、ウェブトラフィックなどを分析することができます。まだWebサイトをこれらのサービスに登録していなければ、すぐに登録しましょう。

ゴール: GoogleウェブマスターツールとGoogleアナリティクスを使って分析環境を整える。

サイト構造の決定

ローカルSEO対策をする上で、狙った地域で狙ったキーワードで検索上位になるために、そしてあなたのWebサイトに一貫性を持たせるためにも、サイト構造を前もって決定することは重要です。サイト構造を決定するためには次の要因が大きな影響を与えます。

  • あなたのビジネスの店舗は複数あるか、1つのみか
  • あなたのビジネスのそれぞれのサービスでそれぞれのWebページがあるか
  • 1つの店舗に対して複数の地域をカバーしてビジネスを展開しているか

あなたのビジネスの店舗が1つのみの場合、Webサイトのホームページは情報ハブになっていて、提供しているそれぞれのサービスのページへの構造がホームページから見えるようになっている必要があります。

店舗が複数ある場合は、それぞれのランディングページが必要です。Google検索のアルゴリズムが向上したことによって、公式の発表では複数のロケーションに対して1つのランディングページで良いということになっていますが、それでも最適なのはロケーションごとにランディングページを設定することです。

ゴール: 最適なサイト構造を決定する。

正確なNAPの記載

NAPとは名前(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone)の略です。Googleマイビジネスのチャプターでも述べたように、全Web上で一貫性を持った正確な情報を記載することはSEO対策において極めて重要です。Webサイトやランディングページにも正確なNAPを記載しましょう。画像ではなくテキストで記載してください。

ゴール: 正確なNAPをWebサイトやランディングページにテキスト形式で記載する。

ヘッダ情報と見出しタグの最適化

ヘッダ情報と見出しタグ最適化のためにGoogle ChromeのHTML5 OutlinerMeta SEO Inspcetorをインストールしましょう。これらのプラグインを使えば簡単にヘッダ情報と見出しタグの構成を見ることができます。ヘッダ情報のタイトルタグに市区町村、都道府県、狙っているキーワードが含まれていることはとても重要です。スパムのように見えないように気をつけてください。ヘッダ情報のディスクリプションタグも同様に市区町村、都道府県、狙っているキーワードを含めましょう。さらに電話番号を含めることも効果的です。

HTML5 Outliner

見出しタグのh1タグは1つのページに1つ入れてください。0でも2つ以上でもダメです。そしてh2やh3タグなどはそれぞれ階層構造に気をつけて使いましょう。

Meta SEO Inspcetor

ゴール: ヘッダ情報のタイトルタグとディスクリプションタグに市区町村、都道府県、キーワードを入れる。見出しタグを適切に使う。

ランディングページの情報を最適化

検索したユーザーが最初に訪れるページには適切でユニークな内容が記載されている必要があります。ユーザーが探している内容がランディングページにはなければいけません。

  • サービス紹介
  • 営業時間
  • 口コミ

これら3つは必ずランディングページに含めてください。Googleの調査によるとスマホでローカル検索をするユーザーの54%は営業時間を探しているそうです。口コミはもちろん本物でなければいけません。口コミが本物であることを示すために許可を取って掲載する口コミをしてくれた人の情報も載せましょう。

ゴール: ランディングページにサービス紹介、営業時間、口コミなどの情報を記載する。

画像の最適化

画像の最適化はWebサイトの表示速度やSEOにとって重要です。適切なalt属性を設定し、適切なサイズに圧縮しましょう。また重要な文章を画像で表示させることはしないようにしましょう。

ゴール: 画像にalt属性を設定し、適切なサイズに圧縮する。重要な文章が画像になっていないか確認する。

スマホ対応

あなたのWebサイトがスマホからでも見やすいかどうかはGoogleの検索順位に大きな影響を与えます。スマホ対応が十分でないと検索順位が大幅に下がってしまうのです。モバイルフレンドリーテストをすればあなたのWebサイトがどれくらいスマホに対応できているかテストすることができます。対応が不十分な場合、Webサイトをレスポンシブに対応するなど、画面の小さいデバイスでも適切にWebサイトが表示されるようにしましょう。

ゴール: Webサイトをスマホに対応させる。

Webサイト表示速度の向上

表示速度も検索順位に大きな影響与える重要な要因の一つです。表示速度が遅いと検索順位が下がるだけでなく、ユーザーの離脱率増加にもつながってしまいます。Page Speed Insightsなどを使ってWebサイトの表示スピードを計測し、必要に応じて改善しましょう。

ゴール: Webサイトの表示速度を確認し、必要であれば改善する。

ローカルSEO向けにWebサイトをマークアップ

マークアップとは、Googleの検索システムなどが文書の構造やWebサイトの情報などを理解するために、ヘッダ情報や見出しタグなどを付けることです。Schema.orgで推奨されているようにマークアップすることで、検索順位を上げることができます。

さらにロゴURL、Same Asプロパティ、経緯度情報を設定したり、イベントをマークアップすることが効果的です。何かの教室やワークショップ、キャンペーンなどのイベントをマークアップすることで高いクリック・スルー・レートを実現できます。

ゴール: Schema.orgで推奨されているようにWebサイトをマークアップする。

競合に勝つ戦略を構築する

ここまでの内容のほとんどの内容は、Webサイトを適切にローカル検索のリスティングに載せるためのものでした。ここからは、どのようにして検索順位を上げていくのか、そして同じ地域の競合に勝つのかを解説していきます。

ローカル検索の順位に大きな影響を与える要因としてサイテーション被リンク、カスタマーレビューの3つがあります。これらの3つについてそれぞれ戦略を構築していくことはローカルSEOを対策していく上でとても重要です。

サイテーションの構築

サイテーションとは、他のWebページにビジネスの名前、住所、電話番号が記載されていることを言います。リンクがなくても口コミサイトなどにこれらの情報が記載されているだけでいいのです。このサイテーションの数がある程度確保されていて、サイテーション元のWebサイトの評価が高いと検索順位が上がるのです。

現状のサイテーションを確認

あなたのビジネスが他のどのWebサイトからのサイテーションを受けているか調べましょう。Google検索でNAP(ビジネスの名前、住所(郵便番号)、電話番号)を完全一致検索します。検索結果がサイテーション元のWebサイトです。

例えばFacebookにあなたのビジネスページを持っているのに検索結果に出てこない、という場合は、NAPが正確じゃないことが原因です。正確なNAPを全Webサイトで一貫して使ってください。

さまざまなWebサイトでビジネスページを作る

サイテーションされるべきWebサイト(Facebookや飲食店であれば食べログなど)に自分のビジネスページを作っていない場合、そのWebサイトからサイテーションされない、もしくは不特定多数のユーザーによってビジネスページの更新がおこなわれるため、ビジネスの名前、住所、電話番号が正確じゃないことが多いです。

正確な記載じゃないと、検索順位に与える影響が小さくなってしまいます。まだ自分で作っていない場合はGoogleマイビジネスと同じように「あなたはこのビジネスのオーナーですか?」といった記述が表示されます。

サイテーションされるべきWebサイトにまだ自分のビジネスページを作っていない場合はすぐに作りましょう。

サイテーションされるべきWebサイト

  • Bing Places
  • Yelp
  • Facebook
  • YouTube
  • Yahoo! Local
  • その他業種別のサイト

Facebookのビジネスページ

ゴール: サイテーションされるべき全てのWebサイトでビジネスページを作成し、正確なNAPを記載する。

被リンク分析

被リンクとは他のWebサイトからあなたのビジネスのWebサイトへのリンクのことです。サイテーションと同じように、ローカル検索の順位には被リンクの数とリンク元のWebサイトの評価が重要です。評価の高いWebサイトからのリンクが多いほど検索順位が上がります。

FacebookやTwitterといったSNSなどからのリンクは被リンクとしてカウントされないようになっています。

現状の被リンクを確認しましょう。Googleウェブマスターツールを使って現状の被リンクの数や被リンク元を確認できます。

ゴール: 現状の被リンクを把握する

カスタマーレビュー戦略の構築

Web上のカスタマーレビューの数と評価は検索順位を上げるためにも、ユーザーをあなたのビジネスに惹き込むためにも重要な要因です。

カスタマーレビューの数を意図的に増やしたり、評価を上げるために自分でレビューを記載する行為は絶対にやらないでください。Googleにスパム認定され、ローカル検索のリストから除外される可能性が高いです。さらにはユーザーにバレた場合に社会的信用を大きく失ってしまうなど、リスクは図りしれません。どのようにして自然にユーザーからのレビューを獲得するかを考えましょう。

特にGoogleローカル検索でのレビューは、ローカル検索で一番初めに表示されるものになるため重要です。

カスタマーレビューを獲得するべきサイト

  • Googleのローカル検索
  • Yelp
  • TripAdvisor
  • Facebook
  • その他業界のサイト

ゴール: 本物のカスタマーレビューを獲得する戦略を構築する

競合の分析

同じ地域の競合がどのようなローカルSEO対策をしているかを把握することはとても重要です。競合のサイテーション・被リンク・カスタマーレビューそれぞれ全てを上回ることができれば検索順位を抜かせる可能性が高いです。

地域競合の明確化

まずは同じ地域のローカル検索で上位に来る競合を明らかにしましょう。狙っているキーワードと地域でローカル検索して上位に来るビジネスがあなたの競合です。まずはメインのキーワードを3つのパターンで検索して一番上にくる競合を分析すると効率的です。例えばあなたのビジネスが渋谷の日本食料理店なら、「渋谷 日本食」、「渋谷の日本食」、「渋谷 日本料理」などです。

競合のローカルSEO対策を分析

競合を明らかにしたら、競合のウェブトラフィック、サイテーション、被リンクそしてカスタマーレビューを分析しましょう。これら全てで競合を上回ることができれば、ローカル検索順位で1位を取れる可能性がグッと高まります。

ウェブトラフィックの分析では、月に何件のWebサイト訪問を獲得しているか、他にどういったキーワードで検索上位に来ているか、それぞれのキーワードでどれくらいの流入があるかなどを見ましょう。

サイテーション分析では、競合が何件のサイテーションを獲得しているか、どこからサイテーションを獲得しているかなどを見ましょう。

被リンク分析では、違うドメインから何件の被リンクがあるか、どういった種類のWebサイトから被リンクがあるかなどを見ましょう。

カスタマーレビュー分析では、それぞれのWebサイトで獲得しているレビューの数、評価を獲得しているのかなどを見ましょう。

ゴール: 地域の競合がおこなっているローカルSEO対策を明らかにして競合よりも優れたローカルSEO対策を実行する。

 

おわりに

このガイドで解説しているローカルSEOの対策は、ローカルSEOの基本です。ローカルビジネスにおいて、Webを使ったマーケティングをしているのであれば必須の対策になりつつあります。

実際に集客の対策をおこなっていく上では、「Webサイトへの流入をどのように増やすか」、「競合分析の結果をどのように利用し、どのように競合を上回っていくか」が重要なポイントになります。しかし有効な対策は業種や地域によって大きく異なり、戦略を構築するのが難しい場合が多いです。

そのため競合を上回る戦略を構築するのは手間がかかり、時には費用がかかります。しかしそれでもローカル検索で上位にランクインすることのメリットは計り知れません。特に3位以内にランクインできればGoogleマップでのローカル検索のみではなく、Googleの検索結果に直接表示されるようになるのです。

本業のビジネスをやりつつローカルSEOなどのWebマーケティングで集客をしていくのは大変です。もし自分でできなかったり、色んな集客方法を試してみても効果がでないのであればプロに頼みましょう。その価値は確実にあります。

 

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